若石健康研究会

backReflexology.html
 


若石健康研究会とは













若石健康法の若石というのは.呉 若石(ご じゃくせき)という人の名前に由来してい ます。呉 若石という人は台湾に赴任していたスイス人神父で、ジョセフ・オイグスターという名前を台湾風に綴ったものです。若石神父はリウマチの持病があ り、それを足裏マッサージによって、克服したことから、足裏マッサージを人々に薦め、80年代のはじめ台湾で足裏マッサージがブームになった火付け役でし た。また若石というのは、石のようにという意味を持っています。石のように素朴で自然な健康法であるとも言うことができます。


若石神父の働きかけで、ブレークしたこの技法ですが、テキストとなったのは、神父と同じスイス人の看護士へディ・マザフレが著わした「未来のための健康」という本です。スイスは永世中立国として、はやくから中国との交流があり、マザフレさんも中国に赴任し、そこで学ばれたものがベースになっています。

1982年若石神父が台湾を出てエルサレムに転勤となったとき、この技術の普及と進展を二人の台湾人に依頼します。中国で生まれた技術を再び中国人のものに返すという意味もあったでしょうし、神父自身これが本業というわけでもなかったわけです。若石神父より依頼された陳茂雄、茂松の兄弟はそれぞれ、西洋・東洋の医学に精通しており、これを体系化、理論化して若石健康研究会が発足します。

若石健康研究会は、若石リフレクソロジーの広い普及のため、公平・公正・公開の精神で数年に1回世界大会を開き研究成果を公表すると共に、従来の足裏マッサージだけにとどまらず気功法や中国的な精神理念をとりいれ、よりよいものにしていくため様々な変遷を経ています。理論が実践を裏付け、実践が理論を証明し、技術が進歩していくのがこの会の特徴です。

若石健康研究会日本分会は1985年に出来ました。若石健康研究会は1990年予防医学的な考え方に基づいた健康法としてみとめられ、WHO(世界保健機関)から推奨されています。現在世界48カ国に普及。ドイツ、オーストリア、マレーシアなどでは、健康保険の適応が認められています。

若石健康研究会の精神はつぎのふたつの言葉に集約されます。
脚踏実地(きゃくとうじっち):大地に根ざした堅実な生き方
真誠博愛(しんせいはくあい):真心からの博愛の精神

 

 
inserted by FC2 system